Peninsula Shiraz｜Peninsula Pinot Noir｜Estate Pinot Noir｜Robinson Vineyard Pinot Noir

ブドウは自社畑であるMornington Estate Vineyard MoorooducとSea Vista vineyardのものを使用。
ワイナリーに運ばれたブドウは除梗し5％のヴィオニエと共に開放漕で2トンを醗酵。醗酵を終えると樽熟成は11か月間行われます。
スパイシーなブラックベリーの香りと共に、ヴィオニエの特徴的な芳香が感じられます。味わいはブラックフルーツ、黒胡椒、素晴らしい極め細やかなタンニンが現われます。
ミディアムなボディのワインは風合い、力強さがあるが綺麗な余韻を持ち合わせており、冷涼気候が起因していることを表現しています。

このワインはかなりのフィネスと品位を備えた、純粋に熟したピノの個性を存分に発揮した品質です。
香りと味わいは、ダークチェリーの香りとアロマ。ほんのり感じるスパイシーさと樽の個性。3～5年の熟成を経て、最高の状態に達すると予想されます。
ペニンシュラ ピノ・ノワールに使用されるブドウは自社畑レッドヒル・ヴィンヤードとモーニントンペニンシュラの複数からなる契約農家から栽培された非常にクオリティーの高いブドウ、3種類を元に醸造されています。
100％除梗、2.5トンの開放槽にて醗酵、およそ21日間のスキンコンタクト、フレンチオークにて最低11か月の熟成は澱引きなしのまま行われます。

パリンガエステートのピノ・ノワールは42回ワイン品評会にてトロフィーを獲得しており国内最多ブティックワイナリーとして評価され、モーニントン・ペニンシュラの可能性を広めた生産者です。中でも「2005, 2006, 2007 and 2008 Victorian　Wine Shows」ではベストピノ・ノワールを獲得しています。
このワインはダークチェリーやシナモン、スパイス、風味の良い新樽などの複雑なブーケが楽しめます。味わいはパワフルなダークチェリー、黒果実がスパイシーなフレンチオークのニュアンスと調和し、丸みと長い余韻を提供します。上質で細かいタンニンがエクセレント！な重厚感と舌触りです。

2014年が初ヴィンテージのこのワインは、モーニントン・ペニンシュラで長年にわたりその卓越した手腕が認められてきたヴィティカルチャリスト、Dr.HughRobinsonとパリンガのLinsayMcCallによる特別なコラボレーションから生まれました。
わずか128ケース（1,536本）しか生産されないこのキュヴェは、Dr.HughRobinson自身が所有し、栽培を手掛けるトゥーロンのロビンソン・ヴィンヤードの小さな区画、ＭＶ６※１）クローンから造られています。

この区画のブドウはかつて、オーストラリアで最も著名なワイン評論家JamesHalliday氏が創設した「コールドストリームヒルズ」の最上級キュヴェ＝リザーヴ・ピノ・ノワールに使用されるほど、その品質が高く評価されています。

この2014年産「ロビンソン ヴィンヤード ピノ・ノワール」は、赤いチェリーの芳香と甘い赤い果実が中心となる骨格を備え、風味豊かで非常に繊細なタンニンと調和したバランスを保っています。
11年の経年によりややオレンジがかった上品な色合い、フレッシュだった果実味は熟成が進むにつれ、ほのかに紅茶の風味、きのこや革のニュアンスなど複雑味が増し、味わいに奥行きを感じます。
現行ヴィンテージでも高く評価されるパリンガエステートのピノ・ノワールが、時を経て特別なワインへと昇華しました。
現地でもワインクラブのみに限定販売されています。

※１）元々は仏・ブルゴーニュの特級畑ClosdeVougeotから持ち込まれたクローン