Te Motu テ・モトゥ

設立/1988年 North Island/ Waiheke Island(ノースアイランド・ワイヘキ) 

オーナー/ John Dunleavy 

「テ・モトゥ ヴィンヤード」の物語は1988 年に始まります。この年、「ダンレヴィー・ファミリー」は30 エーカーの最上の“ヴィンヤードヴァレー”を入手し、その地をプレミアムワインの楽園へと育て上げました。ワイヘケ島におけるワインムーヴメントのパイオニアの一員として、一家の構想は最初から明確でした。それは“カベルネソーヴィニヨンとメルローを主体としたブレンドから成る、ボルドースタイルのワイン造りを習得する事” でした。1989 年に最初のブドウの木を植樹し、1993 年にテ・モトゥ初のヴィンテージワインが造られました。テ・モトゥのブドウ畑は、ワイヘケ島のオネタンギヴァレーの中央に位置しており、北側からはオネタンギの有名なビーチを保護している尾根により、そして西側からはストーニーリッジとして知られる露出した巨大な岩石で守られています。テ・モトゥ・ヴィンヤードの境界線の一つはランギホウアクリーク沿いにあり、その川はプティキ湾の入江に流れ込んでいます。その入江はマオリ族テアラワの長であるタマテカプアにより、テ・ランギハウア“再生の日” と名付けられました。この名はハワイイキから長い航海を経て、初めて上陸をしたことによるものです。テ・アラワはアケトゥを最終上陸地とするまで何度も上陸し続けました。ブドウ畑の“テ・モトゥ” という名前は、マオリ族独自の名前” ワイヘケ” に由来します。テモツアライロア、“長い隠れ場所の島”。 

<テロワール>

ワイヘキ島の「オネタンギ・ヴァレー」はジュラ紀の土壌が含まれる世界でも有数のカベルネ種とメルロー種が生育する素晴らしい地域が特色です。土壌は一般的に風化した岩から成り立ち、風化させられ硬化した粘土質岩がほとんどのWaihekeの基礎となりました。中でもテ・モトゥの土壌は格別のクオリティを持ち合わせ、北側斜面に位置するため暖かさを夜通し保持し、自然なフェノール香、口中に広がる味わいや色合いを増強させます。長く、安定し、ゆっくりとした葡萄の生育期間が非常に複雑で長期熟成させるワインの生産には申し分ありません。
オネタンギ・ヴァレーのユニークなテロワールを表現し、長期熟成するワインを作り出すことがテモトゥのワイン・メイキングのヴィジョンです。充分に果熟した高品質の葡萄のみ使用し、最低限の介入による手作りに近づけた作りのワイン。収量を抑えた葡萄の樹から手積みで収穫した実は15分以内に優しく除梗を行います。ワインは12~18か月の樽熟成期間をキュベやヴィンテージに因る改善を行うために過ごします。フレンチオークを使用しますが、新樽の比率はその年の葡萄がもつポテンシャルによって変わります。

 




MWサム・ハロップをコンサルティングに迎え、

ワイヘキ島のテロワールを世界に伝える

ワインコンサルタントやSAKEのプロモーションで精力的に活動する、ニュージーランドの「サム・ハロップMW」が出身国のワイヘケ島でワイン造りに乗り出します。ハロップ氏は2003年、最難関資格マスター・オブ・ワイン(MW)に最年少で合格。ロンドンで開かれるインターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)に日本酒部門を創設する一方で、ワイン審査部門の責任者を務めます。スペインのボデガス・フォンタナ、ポルトガルのファルーア、ワイヘケ島のテ・モトゥのコンサルタントを務め、ロンドンに拠点のあったハロップMWは、2013年1月に家族を連れて故国に帰還します。「ワイヘケの特色は冷涼な気候。夏季の平均気温は20度で、最高でも27度。ブドウの生育期間が長い。ニュージーランドはソーヴィニヨン・ブランで有名になったが、シャルドネの可能性はオーストラリアに負けない。シラーはもちろん、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、とりわけマルベックもポテンシャルがある。よい酸と果実があり、タンニンの多くないエレガントなスタイルに仕上がる。」と。
英国のドリンクス・ビジネスが、2013年に最も影響力のあるワインコンサルタント10人の1人に選んだ逸材。クライアントを絞り、アシスタントを使わないのを原則にする。サム・ハロップ氏。