Stonyridge ストーニーリッジ

設立/1982年 orth Island/ Waiheke Island(ノースアイランド・ワイヘキ) 

オーナー/Stephen White 

イタリア・シチリアとほぼ同じ気候条件(乾燥した夏期と年間を通して安定した気温条件)にあるワイヘキ島。完全な自然のオーガニック農法でぶどうを栽培し、伝統的な技術を用いて丁寧にワインを作る、ボルドー・スタイルの高品質ワインを造り続けているワイナリー。その名前は世界で知れ渡っている。6ヘクタールのヴィンヤードでは最低でも5人のスタッフが、その綿密なセオリーに沿った仕事をこなし、肥料は自家製の海藻より造られたもののみ。完全オーガニックのカベルネ主体の赤ワインを造っている。イギリスのグルメ雑誌Wine&Dineでは、フランス人が選ぶ世界のベストワインにシャトー・ラトゥールと共にストーニーリッジのラ・ローズがトップ3に選ばれたこともあります。 また、96年のパリ・ソムリエ・テイスティングで世界のボルドー・ブレンドトップ20に選ばれ(もちろん、ボルドー5大シャトーとも競ってます。) 一度は訪れたい、“世界”のトップ10のワイナリーにも選ばれています。

オーナースティーヴン・ホワイトはキングスカレッジでの高等教育の後、カンタベリー大学リンカーンカレッジで園芸学の学位を取得した。修学中に大きな影響を与えたのがデイビット・ジャクソン博士の葡萄栽培学と葡萄酒醸造学の講義であった。後ほどその時の出会いが大きかったと語っている。1981年スティーブンはラウンドワールドヨットレースに出場し地中海とカリブ海でヨットの船長を務め、更にカリフォルニアとイタリアのワイナリーで働いた。冒険中、地中海の文化とライフスタイル、またフランス、トスカーナ、カリフォルニアの素晴らしい赤ワインを愛するようになった。そんな中、彼は母国でボルドースタイルワインを生み出したいという思いが強くなり、ついにはワイナリー設立を決断する。最初にステーィーヴンが行ったことは、ニュージーランドでボルドーの赤ワインに使用される葡萄品種が完璧なまでに熟すことができる場所を見つけることであった。広い範囲に渡る気候のリサーチした後、理想的な立地が目の前のワイヘキ島にあることを発見した。家族や友人の助けを受け、1982年に最初のボルドーの葡萄の樹が植えられ、1984年にスティーヴンは、最終トレーニング期間の為ボルドーに戻り、ピーター・シシェルの監督の下、マルゴー村カントナックのシャトーダングルドでそのヴィンテージを完成させた。そして、1985年にストーニリッジ・ヴィンヤードでの初ヴィンテージの為の段階に入り、スティーヴンとジョンは偉大な87ラローズを造った。このワインでストーニーリッジを瞬く間に国家的に有名にし、ニュージーランドで造られた最も素晴らしい赤ワインとして認められ、現在ではニュージーランドNO.1ボルドースタイルの生産者として世界からも認識されています