Château Acid　シャトーアシッド

Acid Chardonnay｜Acid Vermentino｜Acid Rosé

ふたりの創造性が一本のワインになるまで　物語の始まり、テロワールへの旅路

Château Acid　シャトーアシッド
設立／2017年　Canowindra, Central Ranges（カノーウィンドラ, セントラルレンジ）
醸造・ブドウ栽培／Simon Jones　サイモン・ジョーンズ、Charles O’Brien　チャールズ・オブライエン

このオーガニックのシャルドネは、ニューサウスウェールズ州カノウィンドラにある、東向きの緩やかな斜面で、花崗岩と粘土質の土壌で育まれました。
収穫されたブドウはニュートラルオーク樽で12か月間、澱と共に熟成されました。その後、ステンレスタンクに移し替え、さらに6か月間熟成させてから瓶詰めしています。
桃や白い花といったシャルドネ特有の風味に、バターや焼きたてのパンのような香ばしい香りが加わります。澱と共に熟成されたことによる豊かなコクとクリーミーな質感が、花崗岩由来のしっかりとした酸味によって見事に引き立てられています。

このヴェルメンティーノは、私たちが初めて造ったワインであり、その製法は2017年からほぼ変わっていません。
ブドウは、イタリア・サルデーニャ島北部の原産地を彷彿とさせる、砂質で花崗岩土壌の畑で栽培されています。果実を傷つけないよう除梗した後、色やタンニンを過剰に抽出しないため、パンチダウンやポンプオーバーは行わず、果皮を剥いたまま2週間発酵させます。その後、アンフォラで12か月間熟成させます。
その結果、オレンジワインのように軽やかな飲み心地の白ワインが生まれました。若いうちは、豊かな柑橘系の風味にスパイスや塩味を感じ、熟成とともに角が取れて、よりまろやかな味わいへと変化していきます。

このロゼワインは、シラーズを直接圧搾し、フレンチオーク樽で12か月間熟成させました。
ミディアムピンクの色合いからは想像できないほど、深く凝縮したリンゴとスイカの風味が感じられます。
フレッシュな酸味と、風味豊かなバラの花びらの余韻が、複雑でありながらも見事なバランスを生み出しています。
豊かでフルーティーなロゼワインです。