クレアバレーのリースリングをグロセットと共に広めた先駆者。今やシラーズ種の可能性も認知されている。ニールとアンドリュー・パイク兄弟が地域の環境を配慮しサステイナブルを実践。

◆ Pikes Winesパイクス ワインズ

 立/1984年 Clare Valley,Polish Hill(クレア ヴァレー・ポリッシュヒル地区) 
オーナー/Pike Family・パイク ファミリー ワインメーカー(醸造責任者)/Neil Pike ヴィティカルチャリスト(ブドウ栽培責任者)/Andrew Pike

ヘンリー・パイクは1878年に南オーストラリア・アデレードヒルズにあるオークバンクという小さな町にイギリスから移住して来ました。 1886年にH Pike&Co.という家族経営のビール会社を始めすぐに南オーストラリアで有名になりました。(ビール、ソフトドリンク、トニック飲料などで)。その時ラベルにイギリスのパイクフィッシュのラベルが使われそれは今にも受け継がれていて、それはパイクファミリーの長い歴史の象徴とも言えます。 H Pike&Co.は売り上げを伸ばし1972年の売り上げは家族の伝統を終わらせませんでした。ヘンリー・パイクの曾孫にあたるEdgarは大手のワイン会社でブドウ栽培とヴィンヤード・マネージャーとしてワインの世界で大成していました。彼の息子のAndrewとNeilも父の姿を見て父親の足跡をたどるかのようにワイン業界に入り、二人はローズワーシー農業大学を卒業した後Andrewはブドウ栽培と経営、Neilはワインメーキングとマーケティングの道に進みました。そして今日ではNeilがポリッシュヒルリバー・エステートとしてパイク・ロゴのワインを作っているのです。

ワイナリーと畑はポリッシュヒルリバーというクレアーの小地区にあります。歴史のある美しい地区です。クレアーヴァレーの東側に位置するポリッシュヒルの天候はかなり冷涼で土壌も他のクレアの地区よりもユニークです。こうしたことからこのエリア独特のすばらしい味と香りをもったワインができるのです。ワイナリーとセラードアは古い石造りの建物がリニューアルされたもので管理室、フリールームがある新しい建物もそれと合わせるように地元の石を使って建てられ二つともとても良い雰囲気を出しています。土壌は上層が赤色か茶色で下層は赤い粘土質と粘板岩から成ります。冷涼なポリッシュヒル・リバーはクレアヴァレーの非公式の小地区で収穫はクレアヴァレーの他の地域より数週間遅くその分奥深い凝縮した味わいのワインが出来上がります。ぶどう品種はリースリング、ソービニヨン・ブラン、セミヨン、ヴィオニエ、シャルドネ、カベルネ、シラーズ、サンジョベーゼ、ピノグリージオ、メルローなどで年間の生産量は35,000ケースでそのうち30%を12カ国に輸出しています。我々パイクスワインズは品種、ヴィンテージ、地域の特性を生かしたワイン作りを…という哲学のもと17年間プレミアム・テーブルワインを作り続けています