次世代を担う生産者。

MARATHON DOWNS

マラソン ダウンズ

設立:2021年  Marlborough, Awatere Valley・アワテレヴァレー

醸造*葡萄栽培/Jess and Nick ジェス&ニック 

マラソン・ダウンズは、ジェス・バーンズとニック・ペットが2021年に設立しました。

2人は共にワイン醸造とブドウ栽培それぞれの分野、ワイナリーでフルタイムで働いているため、現在はジェスとニックのまだ小さなサイドプロジェクトである。マラソンダウンはマールボロのアワテレ・ヴァレーにあり、極少量生産の最小限の人的な介入でワインを造っています。ジェスの家族はアワテレで120年以上も農業を営んでおり、ジェスはマラソン・ダウンズの畑作業を続けるとこで4代目になる。所有する農場は400ヘクタールあり、主に羊や牛を飼いながら、適した作物を耕作し、48ヘクタールのソーヴィニヨン・ブランを栽培しています。

024年、長年の夢でもあったマラソン・ダウンズの区画に自分たちで葡萄畑として耕す予定であり、この区画が確立されれば、すべての工程を完全に自分たちで管理することができるようになり、数年後にはすべてのワインが自分たちの区画から造られることになります。
アワテレ・ヴァレーは、主要なマールボロのサブリージョンより更に南に位置し、このエリアにたどり着くにはウェルド峠を越えなければならない。産地名の由来となったアワテレ川はマオリ語でアワテレとは流れの速い川を意味します。この産地のブドウ畑は丘陵と河岸段丘が組み合わさった場所にあり、沖積礫岩の上にローム土壌が広がっています。そのため土壌は非常に水はけがよく、冷涼で乾燥しており、しばしば風も強い気候風土がこの産地を特徴づけています。
土壌と気候が、この産地での栽培を難しいものにしているが、同時に品質に大きく貢献している。気候の影響でブドウの果皮は厚く、病害からブドウを守ると共に、ワインにある程度の骨格を与えています。ブドウの収量は他のマールボロの産地よりも少なめで、ミネラル感が現れる爽やかな酸が特徴のワインを生み出します。

Jess 
マラソン・ダウンズで育ったジェスは自分の中にこの土地と深く繋がるものが存在していた。

トライアスロンの世界に飛び込んだものの、故郷がジェスを呼び戻すことになる。2018年からブドウ栽培の多種にわたる仕事に携わり、現在はワイン醸造の勉強もしています。ジェスにとってマラソン・ダウンズのワインとは、ここの土地を反映し、アワテレヴァレーについても紹介するものです。この農場に携わってきたすべての世代が自分の足跡を刻み、ワイン造りは自分自身である。

Nick
最初のヴィンテージは2009年、それ以来ヴィンテージを重ねるために世界中を飛び回ったり、ニュージーランドでもワイナリーでフルタイムの仕事をしたりし、ワイン業界で働いてきました。ニックにとってのマラソン・ダウンズとは、ジェスと一緒に仕事をすることが一番重要であり、エキサイティングであり、誠実なワインを造ること。すべてを楽しみながらワインに込められた愛情を伝えること。

 

ソービニヨンブラン ペティアンナチュール / Sauvignon Blanc Petillant Nature

 

ヴィンテージ: 2022

 

 産地:マールボロ アワテレ100% *マラソン・ダウン、レースコース・ブロック

 

 タイプ:白

 

 萄品種: ソービニヨンブラン 100% 

 

アルコール度数: 13.0%    pH: 3.23   TA: 8.3g/L

 

容量: 750ml       参考上代: OPEN

 

2022年の生育シーズンは雨の多い冬にブドウの木がよく成長し順調に始まった。開花条件は良好で収量はかなり多かった。

収穫は家族や友人の協力を得て、すべてのソーヴィニヨン・ブランを手摘みすることができた。葡萄は全房でプレス、一晩軽く落ち着かせた後、ニュートラルな樽で醗酵させます。オーク樽から軽く澱引きした果汁を小さなタンクに移します。5月に瓶詰めする前にソーヴィニヨン・ブランの果汁を少しワインに戻します。引き続き瓶の中で醗酵が続けられました。

楽しく爽やかなワインに仕上がりました。刺激的な酸味があり、グーズベリーやレモンカードの風味。無濾過で仕上げています。

入荷数量 120本

 

マールボロ ソービニヨンブラン / Marlborough Sauvignon Blanc

 

ヴィンテージ: 2022

 

 産地:マールボロ アワテレ100% *マラソン・ダウン

 

 タイプ:白

 

 萄品種: ソービニヨンブラン 100%

 

アルコール度数: 13.0%    pH: 3.17   TA: 8.2g/L

 

容量: 750ml

 

 参考上代: OPEN

 

2022年の生育シーズンは、雨の多い冬にブドウの木がよく成長し、順調に始まった。開花条件は良好で、収量はかなり多かった。

収穫後にと約束したビールとピザのおかげで家族や友人が協力してくれて、夕方までに収穫を終えることができました。葡萄はワイナリーに運ばれて、全房のまま圧搾。果汁は発酵のために一晩落ち着かせてから、ニュートラル・オークに澱引きする前に移します。

ワインは澱とともに10ヶ月間熟成させた後、樽から瓶詰めします。瓶詰め前には軽く濾過します。

少し刺激的な酸を感じる食感で美味しい。

入荷数量 60本

 

シェパード デライト / Shepherds Delight

 

ヴィンテージ: 2022

 

 産地:マールボロ アワテレ100%  *マラソン・ダウンズ、ハンプシャーとグレンケアン区画

 

 タイプ:白

 

 萄品種: ソービニヨンブラン、ピノグリ、リースリング、ピノノワール

 

アルコール度数: 12.0%    pH: 3.42   TA: 5.7g/L

 

容量: 750ml

 

 参考上代: OPEN

 

2022年の生育シーズンは、雨の多い冬にブドウの木がよく成長し順調に始まった。開花条件は良好で収量はかなり多かった。夏に雨が降ったため、ブドウの樹の勢いが増した。最良の房だけを摘み取るため、手摘みには時間がかかった。

友人のエマとマーティに手伝ってもらい、マラソン・ダウンズ、ハンプシャーとグレンケアンなどの区画を車で回り、それぞれの畑から異なる品種を収穫した。マラソン・ダウンズのソーヴィニヨン・ブラン、ハンプシャーのピノ・グリとリースリング、グレンケアンのピノ・ノワール。アワテレ・ヴァレーを称えるために直感に基づいたワイン、フィールドブレンド。

ブドウはワイナリーで除梗され、16日間かけて果皮と一緒に発酵させた。浸漬を目的とした繊細なマセラシオンは、じょうろで優しく表面を濡らす程度の処置を行った。ブドウはプレスされて、果汁はニュートラルな樽で6ヶ月間熟成させた後、無清澄・無濾過で瓶詰。

華のような香り、ジンジャー、しっかりとした骨格。

入荷数量 60本

 

リトル レッド / Little Red

 

ヴィンテージ: 2022

 

 産地:マールボロ アワテレ100%  *グレンケアン区画

 

 タイプ:白

 

 萄品種: ピノノワール100%

 

アルコール度数: 12.0%    pH: 3.8   TA: 4.8g/L

 

容量: 750ml      参考上代: OPEN

 

2022年の生育シーズンは、雨の多い冬にブドウの木がよく成長し順調に始まった。開花条件は良好で収量はかなり多かった。夏に雨が降ったため、ブドウの樹の勢いが増した。最良の房だけを摘み取るため、手摘みはゆっくりこなした。家族や友人の助けを借りて、グレンケアン畑の隣人であるパティー家から550kgのピノノワール(クローン115)を収穫した。収穫したブドウは丘を越えてワイナリーまで運びこみ、そこで100%全果が残るように優しく除梗しました。醗酵が始まりだした後、葡萄を優しく足踏みし、バスケット・プレスされるまで果皮につけられたまま寝かせました。

果汁は4年落ちのオーク樽に移されて6ヶ月間熟成された後、小さなタンクで澱引きし、無清澄無濾過で瓶詰めされました。

イチゴやチェリー、カンパリの風合いも。

入荷数量 60本